桜井小学校のユーカリの樹、124年の記憶をつなぐクラウドファンディング開始!
2025年11月4日

今治市立桜井小学校のユーカリは、明治34年(1901年)の学校創立時に植えられ、昭和45年には高さ約38m、幹回り4.7mの巨樹として今治市指定天然記念物に指定されました。
同校の校歌の一節にも「ユーカリの 木のように どっかりと こしをすえ」とあるように、124年もの長い間ずっと子どもたちを見守ってきましたが、令和7年6月、樹木医の診断で枯死が判明し、安全のため8月に伐採されたのです。

2025年7月3日、桜井小学校では地域の方々や卒業生を招待し、「ユーカリの樹、いままでありがとう集会」を開催。
児童たちがユーカリにまつわるクイズや劇、感謝のメッセージ発表をしたりと、温かく見送りました。
そして、今治市は「形を変えてユーカリの記憶を残したい」という地域の想いからガバメントクラウドファンディング「今治市立桜井小学校にあるユーカリ樹を未来につなぐ!」を開始。
目標金額は100万円で、市外からの5,000円以上の寄付には、コースターとしても使える記念プレートが返礼品として送られます。
募集期間は2025年10月8日~2026年1月5日です。(目標超過分は児童への記念品に活用されます)
そして集まった寄付は、
(1)校庭への新しいユーカリ苗木の植樹
(2)ユーカリ木材を用いた記念品の製作・学校への設置
(3)ユーカリ樹顕彰看板の設置
以上に充てられます。
寄付は「ふるさとチョイスGCF」で受付しています。
「ふるさとチョイスGCF 今治市立桜井小学校にあるユーカリ樹を未来につなぐ!」はこちらから
また、今治市では2026年春ごろを目途に校庭へ新たなユーカリを植樹し、顕彰看板とともに124年間の歴史を地域の誇りとして次世代へ引き継ぐ予定。
ここで終わりではなく、またここから物語が引き継がれていくのですね。
Written by 編集部
【関連サイト】
○今治市広報戦略プロジェクト(旧:戦略的情報発信プロジェクト)
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