【愛媛県初】今治市が「脱炭素先行地域」に選定されました
2025年5月12日
令和7年5月9日に環境省から発表された「第6回 脱炭素先行地域」において、今治市が愛媛県初の「脱炭素先行地域」に選定されました。
評価されたのは「しまなみ海道」や「今治タオル」などの地域資源に、脱炭素の視点を組み合わせ、環境と経済の両立を図る先進的な提案です。
「脱炭素先行地域」とは、2050年のカーボンニュートラルに向けて、地域の特性を生かしながら民生部門のCO2排出実質ゼロを目指すという、極めて高い水準が求められる脱炭素のモデル地域のこと。
選定の項目には、地域資源を最大限活用しつつ脱炭素と地域課題の解決の実現を同時に目指すことに加え、他地域への横展開が可能な提案であること、先進性・モデル性や地域経済循環への貢献などがあり厳しい審査を通過しなければ選定されません。
今治市は今回、愛媛県や今治タオル工業組合などの地域の企業、団体との共同提案で応募し、見事選定されました。
今治市が提案の軸にしたのは、「サイクリストの聖地」として国際的に知られる「瀬戸内しまなみ海道」と日本最高級ブランド「今治タオル」という2つの地域資源。
この地域資源において再エネ設備の導入、廃水の活用などさまざまな面で脱炭素化し、それだけでなくリノベーションや情報発信等新たな付加価値を加えることによって、地域課題の解決、地域経済の活性化を図ります。
愛媛県初という快挙。本当に嬉しいことですね。
今治市が今後ますます日本の、さらには世界の、地球の未来に向けて、新たな脱炭素の推進モデルとなっていくことを期待します。
Written by 編集部
【関連サイト】
◆地域ぐるみで脱炭素を加速!「今治モデル」から描くゼロカーボンの未来(PR TIMES)
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