熱中症シーズンにこそ知ってほしい。高齢者の食事と見守りを続ける「まごころ弁当今治・西条店」の手厚く丁寧なサービス

2026年6月22日

暑さが本格的になる季節。

この時期に心配されるのが、高齢者の熱中症や食中毒です。

特に高齢者の一人暮らしの場合、体調の変化に周囲が気づきにくいこともあります。

「家の中にいるから大丈夫」

「少し食欲がないだけ」

本人はそう思っていても、気づかないうちに体調を崩してしまうケースも多いもの。

今治しまなみ通信では、こうした悲しい事故を少しでも減らすために、熱中症予防や定期的な見守りの重要性を伝えたいと考えました。

そこで注目したのが、一人暮らしの高齢者と日常的に関わる配食サービス。

ということで今回、今治市・西条市で高齢者向け配食サービスを行う「まごころ弁当今治・西条店」様を取材させていただきました。

一人暮らしの高齢者の安全な生活を支えるべく日々奮闘する本店のお話やこだわりは、

少しでも多くの方に知って頂きたいものとなっていましたので皆さんにもご紹介致しますね。

大量に並べられたお弁当

一人で暮らす高齢者の熱中症は、室内でも起こる身近なリスク

熱中症と聞くと、屋外での作業や運動中に起こるものというイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、高齢者の場合は室内で過ごしていても注意が必要。

厚生労働省でも、

”高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能、体温調節機能が低下しているため、熱中症に注意が必要だ”

と呼びかけが行われています。

まごころ弁当今治・西条店のスタッフが配達を行う中でも、夏場ならではの変化を感じることがあるのだとか。

暑い中、配達するスタッフの佐賀山さん

具体的には、

・真夏にもかかわらず、認知症の影響で暖房をつけてしまっている

・明らかに夏バテしているのにエアコンを使わず、うちわだけで過ごしてしまっている

などが代表例として挙げられる高齢者の熱中症。

お弁当の配達時に体調を心配したスタッフが「なぜ冷房をつけないの?」と理由を尋ねると、

「電気代の節約のため。」

「自分はまだ大丈夫だから、エアコンを使わないようにしている。」

といった返答が返ってくることが多いとのこと。

過去に自身が自宅内で熱中症により倒れた経験がある、まごころ弁当今治・西条店の代表 越智さんは、

「私が熱中症になった際、自覚症状はほとんどなかったですね。だからこそ、熱中症は他人事ではないのですよ。」と警鐘を鳴らします。

配達車

見守りサービスによる声かけが、異変の早期発見に繋がる事も

「お弁当を届けるだけでなく、配達時のちょっとした様子にも気を配っていますね。」

数多くいる配達スタッフの中でも、

とりわけ利用者とコミュニケーションを取ることを大切にしているスタッフ”佐賀山さん”はそう話します。

ただただお弁当を配達するだけではなく、

・顔色は悪くないか

・話し方に違和感は無いか

・家から出てくる時の歩き方はいつも通りか

といった細かな変化を見逃さないようにしているとのことでした。

なぜなら、そういったシグナルを定期的に顔を合わせる自分たちがきちんと受け取ることが、悲しい事故を未然に防止することにつながるからです。

スタッフの佐賀山さんが対面でお弁当をお届けしている光景

高齢者の見守りというと、大げさなものを想像する方もいるかもしれません。

しかし実際には、

毎日の「こんにちは。」「今日は暑いですね。」「水分を取ってくださいね。」

そんな何気ない一言が、体調の変化に気づくきっかけになることもあるのです。

配達中もクーラーボックスへお弁当を入れる佐賀山さん

夏場はお弁当の注文数にも変化が。注文が7月と8月に減る理由とは

それに加え越智さん曰く、夏場にはお弁当の注文数が減るとのこと。

その理由の一つが、”熱中症などによる入院”です。

暑さが厳しくなる時期に体調を崩し、自宅での生活が難しくなってしまう方が増える夏場。

越智さんは、

「7月、8月でお弁当の注文が減る理由の一つに、熱中症による入院者が増えることがあります。

他人事と思わず、皆さんお体にお気をつけください。」

とお弁当にメッセージカードを添えることで、少しでも一人暮らしの高齢者の方が体調を崩さないように気をつけています。

ユーザーに対して越智さんからのコメントが記載されたチラシ
※撮影時のお弁当のメッセージカードはサッカーに関するものです。

ただ食事を届けるだけではなく、利用者の体調や暮らしを気にかける。

その積み重ねが、地域の高齢者を支える見守りにつながっているのだと感じました。

重ねられたお弁当箱

食中毒対策にも配慮。保冷対応と除菌剤の使用を徹底

さらに暑い季節にもう一つ気をつけたいのが、食中毒。

気温や湿度が高くなる時期は、食品の管理により一層の注意が必要になります。

まごころ弁当今治・西条店では、保冷剤と保冷シートを必ず使用して配達しつつ、

また、利用者の希望で置き配を行う場合にはクーラーボックス内に入れた上で提供。

越智さんも、置き配時の保冷箱と保冷剤の使用は徹底していると話します。

保冷剤と共にクーラーボックスへお弁当を入れる佐賀山さん

さらに、食中毒対策として印象的だったのが、業務用食品添加物除菌剤バリアス-1S」の使用です。

「バリアス-1S」は、アルコールと天然カラシ抽出物の相乗効果により、水気のある場所でも除菌力を発揮するとされている除菌剤。

通常のアルコール製剤は水分で薄まると効果が落ちやすい一方で、バリアス-1Sは水場でも使いやすいことが特徴とのこと。

まごころ弁当今治・西条店では、食品添加物として認められた安全な製品を使用し、

調理器具や容器はもちろん、食品そのものの衛生管理にも細かく配慮されている。

食品に関わる仕事だからこそ、調理場や器具だけでなく、実際に利用者のもとへ届くお弁当そのものにも注意を払う。

そうした一つひとつの積み重ねが、高齢者の毎日の食事を支える安心感につながっているのだと感じました。

食中毒防止の除菌

暑い季節でも食べやすい、柔軟なお弁当対応

利用者一人ひとりの要望に合わせて、手作業でお弁当を作っている”まごころ弁当 今治・西条店”

印刷された用紙を確認しながら、おかずの大きさを変えたり、食べやすい形にカットしたりと、細かな対応が行われています。

利用者の希望ごとに分けられたおかず

厨房では、毎日4.5升の白米を2回炊き、おかゆも別で用意。

合計で約10升ほどのご飯を扱う日もあるとのこと。

大量の炊き立てご飯

暑くなると食欲が落ちやすくなりますが、そうした時期だからこそ、

利用者に合わせて食べやすく調整できることは大きな安心につながります。

店内には利用者やご家族から届いた感謝の手紙も飾られており、地域の方々の生活へ深く関わっていることが伝わります。

店内に貼られたお客さんからの感謝の手紙

離れて暮らす家族にも知ってほしい、定期的な見守りや徹底した食中毒予防の大切さ

暑い季節は、高齢者の熱中症や食中毒に注意が必要です。

そして、そのリスクは決して特別なものではなく、日々の暮らしの中で誰にでも起こり得るもの。

利用者一人ひとりに合わせたお弁当作りに加え、保冷剤や保冷シート・クーラーボックス・除菌剤を活用した食中毒対策・そして配達時の声かけや様子の確認が、かけがえのない命を守ることに繋がっているのですね。

お弁当の積み込みをするスタッフ

「特に高齢者向けのお弁当を届ける配食サービスでは、

”おいしさ”はもちろん、”安全に食べてもらうこと”も大切な役割です。

ご高齢の方が少しでも健康的に日々を過ごしていくためにも私たちだけではなく、

一人でも多くの方に熱中症対策の大切さや、ご高齢の方々への見守りサービスの大切さを知っていただくことで悲しい事故を減らせるのではないかと思います。」

そう優しく話す越智さんが印象的な取材となりました。

取材に対応してくださっている越智さん

「ちゃんと食べられているかな」

「暑い中、無理をしていないかな」

「何かあった時に、誰かが気づける環境はあるかな」

高齢の家族がいる方や、一人暮らしの親御さんが心配な方は、食事と見守りを兼ねた配食サービスについて、一度考えてみても良いかもしれませんね。

取材にご協力いただいた”まごころ弁当今治・西条店”の公式ホームページはこちら

公式インスタグラムはこちら

本記事への取材にご協力いただいたまごころ弁当今治・西条店の情報

店舗名:まごころ弁当今治・西条店

住所:愛媛県今治市登畑90

電話番号:0898-55-8295

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