今治の超老舗「あわびや餅店」で買える今話題の商品とは?

2025年4月11日

写真:9代目とお母さま

皆様こんにちは!編集長のKanaです。

4月に入り、まだ朝と夜は寒い日もありますが、日中は春らしいポカポカした陽気も感じられます。

皆さんはお花見はしましたか?

今治にも桜の名所がいくつかありますが、伯方島にある「開山公園(ひらきやまこうえん)」は特に有名で、全国的にも知られています。

そして、お花見と一緒に楽しみたいのはやっぱりお団子!和菓子!ということで今回は今治の歴史ある和菓子屋さんをご紹介します。

伝統を受け継ぎつつ、新しさも取り入れた、地元で愛され続けている「あわびや餅店」さん。

SNSで話題の新感覚和菓子も・・・!どうぞ最後までご覧ください。

今治が誇る、超老舗和菓子店

インスタグラムで見つけてからずっと気になっていたこちらのお店。

創業は宝暦二年。

西暦にすると1752年!今から273年前ということになります。

なんと長い歴史あるお店なのでしょう。

江戸時代の人々もここでお餅を買って食べていたのかと思うとなんだかとても不思議な気持ちになります。

素材にこだわり!安心して食べられるお餅たち

あわびや餅屋さんが地元の人々に愛され続ける理由の一つが、素材へのこだわり。

厳選された国産素材で丁寧に作られているので安心して食べることができます。

お店の定番商品の一つ、「平餅」(500円/10個)は餅米100%でもっちりしつつもなめらかで、歯切れも良し。

国産のあんこを使用したおはぎや、桜餅も人気。来月の子どもの日には柏餅はいかかでしょうか?

先日私が購入したのは「バター餅」(300円/5個)。

黄色くて平べったくて、見るからに柔らかそうなこのお餅はあわびや餅屋さんの看板商品の一つです。

一番手前がバター餅5個入り(350円)

その名の通り、バターがふんわりと香り、食欲をそそります。

甘さは全くくどくなく、でも甘みが欲しい時にちょうどいい!

和菓子ですがどこか洋風のスイーツのような感覚も。

このお菓子、ルーツは秋田の猟師マタギにあるそう。

時間が経っても柔らかいままで、バターが入っているお餅なのでエネルギーも抜群!

猟に行く際の携行食としてぴったりなのです。

冷凍で1ヶ月ほど保存できるので、買って冷凍庫にストックしておくのもおすすめ。

私はというと、5個入りを買って取材中に食べてエネルギー補給をしました。

ちょうどいい大きさで食べやすく、お仕事の合間のおやつやお出かけの時のお供にもぴったりです。

そして最近大人気で、SNSでも話題の商品、「黄金バターもっふる」(100円)。

出典:あわびや餅店公式ホームページ

バター餅をワッフルのように焼いたもので、新感覚!

お餅を焼いたときのように外側はカリッとしていて、中身はモチモチなのです。

さらに、バターが溶け出してバターの風味が増し、なんとも芳醇な味わい。

お店で焼きたても食べられるので、是非出来立てほやほや、カリッともっちりじゅわっとのモッフルをご賞味ください。

プラス20円で、メープルシロップ、キャラメル、チョコレート、黒蜜きなこ、蜂蜜のトッピング も可能なので、プレーンバージョンとトッピングバージョンの二つを食べ比べるのもおすすめです。

その他、みかんをまるごと1個使った「みかん大福」(200円)や「生クリーム大福」(150円)などの大福も人気。

まるごとみかんが入った老舗のみかん大福が200円って・・・みかんの名産地の愛媛だとしてもこれは破格!

どれも魅力的でお手頃価格なので色々と買いたくなります。

取材の際、9代目の近藤さんとお母さまにとても温かく対応していただきました。

9代目は関東で修業をされていたそう。

関東や関西など遠方から今治に来るたびに買いに来る常連さんもいらっしゃるそうですが、私もぜひそうしたいと思うような、ぽかぽか温かく優しいお店でした。

歴史あるお店で素材にもこだわりがあり、美味しくてお値段もお手頃、そしてお店の方の素敵なお人柄、なるほど270年以上も人々から愛され続けるはずです。

今治の桜はもう葉桜に変わりつつありますが、これからはピクニックなど行楽も気持ちのいい季節になっていきますよね。

お出かけのお供に、美味しい和菓子で幸福感を倍増させましょう♪


「あわびや餅屋」
愛媛県今治市本町4丁目1-4
電話番号:0898-22-1384
営業時間:水・木・金・土・日 08:00 – 18:30
定休日:月・火
駐車場:あり

公式ホームページはこちら

※最新の情報は店舗に直接ご確認ください。


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