【今治人】今治の活性化に挑む「Feel Free」代表の大野さんが描く“ワクワクするまちづくり”とは
2026年3月2日

今治のために活動する人々「今治人」にスポットを当てている今治しまなみ通信。
今回取材したのは、地域活性化を目的とした任意団体「Feel Free(フィールフリー)」代表の大野さん。
2023年に活動をスタートさせたFeel Freeは、イベントを通じて人を集め、地域に新しい賑わいを生み出してきました。
「地域活性化」という言葉の裏側には、“楽しいから始まった挑戦”があったのです。

アースランドでの野外イベントから始まったFeel Freeの活動。
年齢や性別に関係なく地域のためにみんなが一丸となった海岸清掃や、

クリスマスを一人でも多くの人が楽しめるようにと開催したイルミネーションマルシェ、

砂浜をキャンバスに見立てることで瀬戸内海の美しさを表現したTシャツアートなどその活動は多岐にわたります。
それぞれに異なった魅力のあるイベントを開催し続けてきたFeel Free。
その最大の特徴は収益を目的としていないことなのです。

「自分たちが楽しいと思うことをやってきただけなんです」
そう語る大野さん。
一方で活動当初は、
「意味があるのか」
「遊びの延長ではないか」
といった声も少なかったと話します。
実際、初開催となったアースランドでは、来場者よりスタッフの方が多いという状況だったそう。
そんな厳しい現実に直面しながらも大野さんは活動を止めなかったのです。

しかし逆風に吹かれながらも地道にイベントを続けた結果、あるイベントの開催を境に大野さんを取り巻く環境は大きく変わりました。
そのイベント名は「やすまるだし」とコラボレーションしたイベントSpringmarché。
伯方島の道の駅で開催した本イベントでは推定でも1,000名以上が来場。
出店者の商品が昼過ぎには売り切れるほどの盛況ぶりとなりました。

このように自身が開催したイベントに多くの人が集まる光景を見て、
「過疎化が進む地域に人が集まったことが、本当に嬉しかった。」
と優しい表情で話す大野さん。
活動3年目を迎えた現在ではスポンサーも増え、地域からの理解や評価を実感しているといいます。
楽しいから始まった挑戦が、確かな地域活性化へとつながり始めているのを感じますね。

そんな地域のために活動し続けるFeel Freeが見据える次のステージは、NPO法人の立ち上げ。
今後はイベント開催だけではなく、
(1)こども達の教育支援
(2)防災意識を高める活動
(3)地域がワクワクする企画づくり
にも力を入れていくとのこと。

「今治の人たちがワクワクできることをやりたい」
楽しさを入口に、人と人をつなぎ、地域の未来を育てる。
そんなFeel Freeの活動は単なるイベント運営ではなく、“地域の可能性を広げる実験”とも言えますね。
こういった熱い想いを持つ人がいる限り、今治市は進化し続けていくのでしょう。
Written by でーき
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