四国随一のパワースポット!大三島の大山祇神社
2024年12月10日
今治市には、伯方島、大島、馬島など大小さまざまな離島があります。
その中の一つで、芸予諸島最大の島であり、しまなみ海道の中心に位置しているのが大三島です。
その大三島に四国最強とも言われるパワースポット、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)があります。
一体どんな神社なのでしょうか。
大昔から、大三島は「神の島」と呼ばれてきましたが、その理由がまさにこの大山祇神社にあります。
大山祇神社は全国の大山積神を祭る神社の総本社で、全国に一万社あまりの分社を持ちます。
この日本総鎮守の大山祇神社が鎮座することから、大三島は「神の島」と呼ばれるようになったのです。
大山祇神社は山の神であり、大海原の神、渡航の神、酒の神、そして戦の神でもあります。
日本最大の海賊とも言われた村上海賊も、海の守り神として詣でたそう。
主祭神は大山積神ですが、他に大山積神の娘、木花開耶姫命なども祀られています。
大山祇神社のご利益はとても幅広く、縁結び、美貌成就、安産成就、長寿健康、病気治癒、
勝負運、戦勝祈願、林業・漁業・農業など事業の成功祈願、心願成就です。
縁結びは恋愛に限らず、仕事のご縁、人間関係など様々なご縁を結んでくださるそう。
また、主祭神のほかに女性の神も祀られていますが、この神は安産運、そして子宮系の病気にも強いご利益があると言われています。
大きな鳥居をくぐり、境内に入っていくと巨大な楠、大楠があります。
樹齢は、なんと2600年!
「乎知命御手植の楠(おちのみことおてうえのくすのき)」という日本最古の楠で、天然記念物にも指定されています。
側に立っているだけで、大きなエネルギーを感じる御神木です。
色鮮やかな赤が美しい本殿、拝殿はどちらも国指定重要文化財。
美しく荘厳、神秘的ながらも温かみがあり、お詣りしていると神様に守られているような感覚に。
大山祇神社奥の院には、先述の大楠よりさらに樹齢が長い、樹齢3000年の大楠、「生樹の御門」があります。
この大楠は生きた樹でありながらそのまま門のような形になっており、くぐって進むと「奥の院」という阿弥陀如来様が祀られるお堂に続く道になっています。
天然の、しかも樹齢3000年の樹の門をくぐっていくなんて、とても貴重な体験ですよね。
大山祇神社の大きな見どころのひとつが、宝物館です。
大三島は「国宝の島」ともよばれていますが、その理由がこの宝物館。
日本の国宝・国の重要指定文化財の武具類のなんと約8割もの数がこの宝物館に保存展示されているのです。
かの有名な源頼朝、源義経や平重盛など武将たちが奉納した太刀、珍しい鎧や兜などはその時代の歴史に詳しくなくても迫力を感じ、その美しさに見惚れてしまいます。
離島で、しかも強いパワースポットである神社の宝物館で、歴史に思いを馳せるという素晴らしい時間を過ごすことができます。
幅広いジャンルでご利益があるため、お守りもさまざまな種類のものが。
御朱印も迫力ある筆字で味があります。
そしてとても人気なのがおみくじで、とてもよく当たるのだとか。
四国随一のパワースポットで、大吉が出るととっても嬉しいですよね。
運試し、してみませんか?
四国随一のパワースポット、大山祇神社。
広大な境内には多くの見どころがあります。強い生命力を感じる御神木、自然が作った不思議な門、重要指定文化財に国の宝物。
きっとこの離島で、この神社にたどり着くのもご縁があってのこと。
大自然の中で浄化され、古代からこの地を守ってきたエネルギーに守られ、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか?
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